草加市こどもミュージカル2026
『ふとん屋リマと
逆さまの国の住人たち』
将来の文化芸術の担い手、それは子どもたち!
プロと一緒に新作ミュージカルを作るという
特別な経験をしませんか?
応募資格:新年度小学2年生〜高校2年生 初心者大歓迎!
応募締切:2026年5月10日(日)23:00
本番:2026年12月26日(土)
27日(日)
会場:草加市中央公民館ホール
台本・音楽・演出
高崎 真介
「草加市という場所でこどもたちに本物の文化と出会って欲しい」という熱い思いからこのミュージカルの構想は生まれ、第一線でご活躍のたくさんの俳優やスタッフに思いの輪が広がり、このたびプロジェクトがスタートいたしました。
ミュージカルは喋る、歌う、踊る、この三つの要素を上手に使って出来事や人物の感情を楽しく、わかりやすく観客に伝える芸術です。私たちは、一つの舞台をみんなで創り上げる経験を通して、どんな子どもたちにも豊かな知恵と文化、そして優しさを身につけていただくことを目標にしています。そしてそれは心と体の健康につながるものだと確信しています。
何の経験がなくても大丈夫。まずは思いっきり体を動かして大きな声を出す練習から始めましょう。ミュージカルの経験がある方は、トップレベルの指導者たちから、さらに高度な舞台の基礎と魔法のような秘密の技を教えてもらえるかもしません。
皆様と出会い、楽しくお稽古をして、そして迎える年末の新しいミュージカルの誕生の瞬間。今からわくわくしています。ご参加を心よりお待ちしております。
プロフィール:
1972年豊田市生まれ。1993年東京音楽大学へ入学、同大学院を1999年修了。作曲・指揮を学ぶ。
西村朗氏、伊福部昭氏、池辺晋一郎氏、湯浅譲二氏らに師事。1992年にはじめてミュージカルの音楽を作曲して以来、多くの舞台音楽を手掛けている。
2005年、愛・地球博とよたサテライト事業ゆめコンサート『チェロの森』実行委員を務め、脚本・作曲・指揮を担当。これにより、豊田文化奨励賞を受賞、とよしん育英財団の助成を受ける。そして2007年より2年間ドイツに渡り指揮の研鑽を積む。
2011年、オペラ『アンティフォナ ~遙かなる隣人たちへ』を企画。脚本・音楽・芸術監督を務め、9月に長久手で世界初演を迎える。10月には豊川市主催で再演。なお、この企画のために、野村財団の助成を受ける。
主な舞台作品
【オペラ・ミュージカル】『アンティフォナ』(2011)、『マリーと七色の部屋』(2019)、『アリスの翼』(2025-2026)。
【演劇】劇団青年座『ブンナよ、木からおりてこい』(2012〜2017)、文学座自主公演『メアリー・ステュアート』(2017)、文化庁委託事業『Cogito』(2018)、劇団文化座『夢たち』(2018)、『地にありて静かに』(2019)、『炎の人』(2020-2023)、『ビルマの竪琴』(2021)、『母』(2023-2026)、『にんげんたち』(2025)、文学座『オセロー』(2024、劇中歌監修)など。
振付
佐藤 薫
7歳でクラシックバレエを習い始める。10代の頃ミュージカルを観て大いに感動し、以来舞台の世界を志す。児童劇団「劇団若草」にて芝居・歌・日舞・ダンスを学ぶうちにダンスに夢中になり、以降はバレエのみならずジャズダンス・タップダンス・フラメンコ・タンゴ・日舞・民謡などあらゆるジャンルのダンスに触れ、学ぶ。立川磨李氏、謝珠栄氏、川西清彦氏に師事。
ミュージカルやオペラ、芝居、コンサートなど多くの舞台に出演するなかで、栗山民也氏・蜷川幸雄氏・野田秀樹氏・宮本亜門氏の元で作品を創った経験は深く心に刻まれ、今でも創作の原動力となっている。
特別出演(先生役)
佐渡 寧子
女優・歌手。声楽指導者。
二期会オペラ研究所を経て1992年『ファンタスティックス』ヒロイン役でプロデビュー。その後、東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』コゼット役、『回転木馬』日本初演キャリー役、『王様と私』タプティム役などメインキャストとして活躍。
2002年に劇団四季へ入団後は、『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役、『CATS』グリザベラ役、『アイーダ』アムネリス役、『アスペクツ・オブ・ラブ』ローズ役など大役を次々と務め、劇団四季の中心女優として活躍した。
2015年の退団後は自身の活動の傍ら、声楽・表現の講師として後進の指導に携わり、
劇団四季をはじめとする多くの舞台役者、子役を輩出している。
小椋佳『歌談の会』にゲスト出演多数、また舞台の歌唱指導も多数手掛けている。
Studio G-breath主宰、昭和音楽大学芸術舞台運営学科ミュージカルコース非常勤講師。
舞台監督・企画アドバイザー
末永 明彦
演劇教育ディレクター、地域文化連携コーディネーター、プロデューサー
舞台監督、演出、劇作家
桐朋学園大学短期大学部卒業後、企画製作、舞台監督、プロダクションマネージャー、演出助手などを勤める。
1988年~2003年、劇団朋友(前身:新人会)にて制作部、演出部に所属
2003年4月~2006年3月、昭和音楽芸術学院 ミュージカル科 演技講師
2005年4月~2011年3月、バーニングプロダクション付属バーニング養成所 演技講師
2008年〜現在、亀戸文化センターにて「小学生高学年〜高校生対象演劇企画」企画構成、演技講師・演出
2011年1月〜2019年3月、調布市せんがわ劇場「演劇・市民参加・地域連携コーディネーター」
2019年8月〜2021年11月、公益財団法人多摩市文化振興財団 事業課勤務。翌4月、事業課長。
2021年4月〜2025年3月、玉川大学芸術学部演劇舞踊科・非常勤実技指導員。
ストーリー
あらすじ
ふとん屋の女の子、リマ
リマは、ふとん屋さんの家に生まれた女の子。
お父さん の口ぐせは、
「人生の三分の一は、ふとんの中です」。
リマは、その言葉どおり、とってもよく眠る子でした。
学校でも、つい、うとうと。
ときどき、ふとんを持って行ってしまうこともあります。
「変な子だな」そんなふうに見られることもありました。
リマのひみつ
でも、リマには、
誰にも言っていないひみつがありました。
それは——
ふとんに入って眠ると、
「逆さまの国」へ行けること。
そこは、わたしたちの世界の すぐ下にある、もうひとつの国。
きれいと、きたない。 あたたかいと、さむい。
楽しいと、悲しい。
いろいろなことが、少しずつ逆さまになった世界です。
逆さまの国の友だち
逆さまの国には、ジェマ、ティナ、ニナという友だちがいました。
やさしくて、よく笑って、リマのことを大切にしてくれる友だちです。
でも最近、逆さまの国では、困ったことが起きていました。
ブリブリという怪物が大きな音を出したり、
黒い煙を運んできたりして町をかき回していたのです。
なくなっていくもの
ブリブリが来ると、町はよごれ、空気はくるしくなり、あたたかいふとんまで、なくなってしまいます。
「どうして、こんなことが起きるの?」リマは、不思議でたまりませんでした。
二つの世界のつながり
話を聞いていくうちに、リマは、あることに気づきます。
リマたちの世界で、学校を大そうじすると、逆さまの国は、よごれてしまう。
リマたちの世界で、便利で、あたたかくなると、逆さまの国は、さむくなる。
二つの世界は、どこかで、つながっていたのです。
たたかう? それとも…
「ブリブリをやっつけよう!」
と友達は言いました。でも、リマは、すぐには答えを出せませんでした。
「たたかう前に、ちゃんと話を聞いてみたい」
正しいことは、ひとつだけじゃないかもしれない。
さぁリマはどうやって解決するのでしょうか。